心が変われば行動が変わる

今週から最高気温が20度を超す日が続きます。春めいた季節は心も穏やかになりますね。

出勤に際して家を出たとき、つい先日まではまだ暗かった空も日に日に明るくなるに連れ、あれから早1年か、なんて思いながら当時との心境の変化を思い返すことが多々あります。上京して、大学に通うようになって、いわゆる都会の満員電車に恐怖を感じ、電車や乗り物が怖くなりました。

ついこの間までは電車で通勤することにも不安を覚えていましたが、1年で人はこれほどまでに?と思うくらいの成長を見せます。今ではもう通勤電車で大好きな読書をするまでにもなっているので、人は自信を手に入れることで大きく成長することを身をもって体験しています。

それはまさに、『心が変われば行動が変わる、行動が変われば習慣が変わる、習慣が変われば人格が変わる、人格が変われば運命が変わる』ウィリアム・ジェイムズの言葉そのものであると実感しています。

部員らも今まさにこれを体現しようとしているのではないでしょうか。自身のボート人生の運命を変えるのはまさに自分自身。そのための行動変容に期待し、そしてさらにはこの先の人生そのものに影響を与えるだけの価値を見出してほしいと願っています。

さて、前回の投稿から更新がないと思われていた方がいればごめんなさい。ブログをサボったというより、部活をサボっていたのが本当のところです。腰痛はおかげさまでなんとか日常生活に支障がないほどまでに良くなったものの無理をしないようにトレーニングは2週間お休みをしました。

また先週末は所用があり、練習に顔を出すことができなかったので、部員らとも実に2週間顔を合わせていません。ですから本ブログでの活動報告自体ができなかったのが真相ですが、今日はお花見レガッタに向けての報告ついでに久々の更新をしています。

また私個人においてもここ最近は仕事と並行して色々な取り組みをしています。このままでは何も変われないと自分に奮起し、人生の折り返しと位置付ける43歳まで残り一か月を切りました。定年と考えてのカウントダウンをする人は多いと思います。

それを考えると急にペースダウンをしたり、そこにすがろうと無駄にあがく人を目の当たりにし、どちらも自分には合わないと反面教師と見ています。ですから残り半分の人生をどのように過ごすかを今まさに自分に問いかけ、チャレンジを続けていきたい、今はそう考えています。

監督業もそうですね。今はまだ後任も見つかりませんが、この先、指導をしていく中で、恐らく安心して任せられる後輩たちが出てくるでしょうから、それまではここの灯を絶やさず、大いなる野望を持って頑張っていくだけです。

最近は私の今や人生のつぶやきがメインになっていますね笑
部のことを知りたい方には申し訳ありません。それでも部と共に成長していく自信の軌跡も綴っていくことも意識しながら続けていけたらと考えています。

さて、本題です。2週間後に迫ったシーズン開幕を告げるお花見レガッタについて。青山学院大学ボート部はここに4×(クォドルプル)と1×(シングルスカル)2艇の計3艇をエントリーしました。

部員数4名のうち6名分?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、要するにダブルエントリーも考えたかたちでのエントリーとしています。これは部員らそれぞれの気持ちを全体ミーティングで確認した上で、まずは4人全員でクォドを出艇することを全員一致で決まりました。

また最終学年となる鏑木は最後のお花見レガッタを昨年に引き続きシングルでエントリー、また飛ぶ鳥を落とす勢いで進化を続ける淡路についてもチャレンジ意向を汲み取ってエントリーしました。恐らく例年のタイムテーブルを考えれば、ダブルエントリーでも支障はないだろうと思います。

開幕戦となるレースですが、ここはひとつの通過点です。レースのための仕上げは当然必要なく、レース感を取り戻し、何よりこの春の成果を少しでも感じられればそれでいいと思います。幸いクォドルプルは想定通り6艇エントリーですから決勝レースだけは体験できることになりましたので。

この約二か月の一つの締めをこの大会で終え、大学生活再開と同時に新たなスタートをまた切っていければと思います。そしてこの春の短期集中練習も残り二週間。エルゴ記録はまだ到達していませんが、送られてくる記録だけを見ればその可能性も少しですが、現実味を帯びてきています。

今週末は久々に練習にも参加もできそうですので、彼らの挑戦を直に見てきたいと思います。そしてこの週末は皆の頑張りを労うべく小宴を開催するつもりですので、部を離れたコミュニケーションもここで出来ればいいと考えています。

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