行き当たりばっちり

1月とも思えないほどの暖かさが続く日が多かった今週。年末年始休暇の期間を経て、ある意味、気持ちが下がり気味な人が多かったのではないかと通勤電車で行き交う人を見てそう感じました。一方で私はと言うと昨年の暮れにかけて気持ちが沈み、このまま自分の気持ちはどこに行ってしまうものかと柄にもなく沈んでいました。

それでも切り替えが必要だった自分にとっては年が変わったことがやはり奏功しました。今週は特にやる気に満ち溢れているというか、ある意味、自分の目指すべき方向性がはっきりしたため、ここのところの天気のように乾いた中にも澄み切った青空と、そして寒さに身が引き締まるような冷静さというべきでしょうか、スッキリとした気持ちで今います。

1年を通してブログを書いたりすると、自分のボキャブラリーの無さや、気持ちの入らないことに少し申し訳ない気持ちで綴ることもあります。これは普段の会話にも顕著に表れており、うまく頭にあることが表現できず、言葉にできず、なんだか不思議な感覚に陥るのです。

原因論で理由はこうだからと悪いところばかりを探し考えこみ、むしろ負のスパイラルになっていたのも昨年のちょうどその時期だったかもしれません。それでも目的論として考えればなんてことのない問題だと気づきました。また、人生は常にバイオリズムの中にあり、こうした浮き沈みはあるものと受け入れてこれまで生きてきたので、どんな状況も悲観せず、受け入れる、それが自分なのだとそこは若いころから変わらない考えでもありました。

ただ一つ言うと今の置かれた環境下を見渡しても、今の自分の考えを素直に話せる相手が極端に減ったと感じるこの1、2年でした。いわゆる仕事上の関係性というのは以前より増えたかもしれません。得意ではなかった取引先の方とも普通にプライベートな時間を過ごすということにも挑戦し、それはそれで居心地の良さも感じました。

それでもやはり今の自分を吐き出せる環境というのは重要なのだと思います。学生らにアウトプットさせようと思ったのも自分自身が今まさにアウトプットしたいという思いがあったのかもしれません。もちろん今でも環境や立場に関係なく、ありのままの自分を出せる相手というのは少なくとも存在しますので、その人にはいつも感謝しています。

さて、何の話はまったく意味不明な書き出しとなりました。言いたいことは人生に迷ったとしても必ず出口はあるということです。私なんかは行き当たりばったりというタイプですが、それでもいいんです。何かの行動が次につながることも多いですし、今回に関して言えばまさに『行き当たりばっちり』でした。

監督業とは無関係なことで、現在の心境を吐露するブログになってしまいました。しかも新コーチのお知らせを今回すると予告しておきながら随分と違うネタで引っ張ってもしまいました。結城さん、申し訳ありません。

はい、そのまさに結城さんにコーチ就任をお願いしました。もちろん耳を疑う人も多いかもしれません。結城さんのお住まいと戸田の距離はかなりのものなわけですから。それでもお願いしたいと思う理由はいくつもありました。今回は多くを語りません。決定的なことを一つ言うならば結城さんと過ごしたわずかな時間を思い返してみても、これからを共に考えていくには最適な人だと思ったからです。それくらいのボート愛を持つ方なので、共に盛り上げてほしい、と純粋に思ったのです。

結城さんとのエピソードこそ、それはまた書いてみるつもりですが、今回はこうして公式発表として書かせていただきます。

今週末は雨がちらつく天気が予想されています。雨天で気温が下がるとさすがにこの時期の乗艇は避けたいところですが、天気予報を見る限り気温の方は大丈夫のようです。

ですので、普段の何気ない乗艇ではなく、先週末にミーティングで話したようにいつもとは少し趣向を変えた、この時期にしかできない試してみるということを実践する週末にしようと思っています。

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