デジタル緑水(現役生コメント)②

続いて第2段は2年の鈴木です。どうぞご覧ください。

 

2022年という一年間は自分にとって苦しい一年でした。一年前の自分と比べると技術面では向上したと実感する部分が多くありました。しかしながら肝心なエルゴの測定では、精神面の弱さから、エルゴに対して恐怖心を抱いてしまい、なかなか記録が伸びない結果となってしまいました。そこに関しては自分の実力を出しきれない気持ちや他のメンバーが成長している姿から悔しさすら感じていました。

また昨年は肩と足首の怪我により練習に参加できない時期もあり、水上に出ていないからこそわかることを知れた反面、自分だけが立ち止まっている現実にもどかしさも感じました。

しかしシーズン最後に出場した大会では、同期クルーの吉澤とのダブルスカルにて3位入賞することができ、完全に満足のいくレース内容ではなかったのですが、やっとの思いで結果を残すことができました。満点の内容ではないにしろ今までの練習が少しでも報われたように感じ、またボート競技の面白さを実感する機会にもなりました。

来シーズンに向けては自分に足りていない精神面の調整、レース後半の強化に力を入れ、運ではない実力での勝利を掴んでみせます。

いかがでしたでしょうか。入部してまもなくのエルゴ測定で彼はものすごいポテンシャルを秘めていました。それが、今では恐怖心へと変えさせてしまったのは私の不徳の致すところです。

彼の本来の力を引き出せるような練習を考えること、またメンタル面の克服により、きっとそれが結果となって必ず返ってくるはずです。私も共に考え、共に戦っていこうと思います。

 

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