今年は行動あるのみ

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、最後の投稿から実に20日ほど間が空きました。これほど長い間、ブログを更新しなかった(できなかった)のも投稿を開始してから初めてのことでした。

その一つの理由にやはり仕事が多忙を極めていたという言い訳があります(涙

今日こそ年が明けて初めての休日にしましたが、先月から昨日まで怒涛の日々でした。

もちろん昨年の同時期にこうなることは当然覚悟をしてきたわけですが、本当にこの一ヶ月間は心身ともに疲れ果てていました。

12月の土曜日には移転に向けたリハーサルが毎週のように入り、下旬には内覧の催しを開催するため、私の頭の中は仕事のことで10割、家には寝に帰るだけの生活が続きました。

世間では当たり前の忘年会、クリスマス、年末年始、、、どれも感じる暇なく、今日に至ります。

そして今日を休めば、明日よりいよいよオープンを迎えるわけですから、これからさらに多忙を極めるかもしれません。

ボート部のブログなのに私の近況から入ってしまいましたが、それくらいに余裕がない年明けだったのでお許しください笑

 

さて、時は1月3日17時、この投稿を今日、書き始めたのは二つの出来事があったからです。

一つは言わずもがな本学の箱根駅伝の優勝です。

戦前の評価でも選手層の厚さから圧勝を期待されていましたが、大会新記録の快走で見事に連覇を達成しました。関係者の皆さま、本当におめでとうございます。

同じ大学生の選手らが、世間の注目をあびながらこのような快挙を成し遂げることに部員らは今、何を思っているのか…

もう1つの出来事はというと、そんな想像をしていたところに明日からの練習再開に向けての連絡発信が主将の淡路よりありました。

ちゃんと覚えていたのにも安心しましたが、こちらが言う前に行動をみせてくれたことに少しホッとしました。

優勝後の原監督のインタビューでは、「私があれこれうるさく言うより、選手自らが厳しい練習をすすんで行っており・・・」と選手らへの感謝の気持ちを述べていました。

特に学生スポーツは指導者による影響力がまだまだ残るものの、それでも結果を出すチームには、こうした選手らの自主的な姿勢というのが必要不可欠だと感じます。

自主的な姿勢は厳しい練習はもとより、私生活やチームメイトとのコミュニケーションも含めて、要するに勝つために考えて行動することが、何より求められるのです。

 

今年もOB,OGの皆様をはじめ、関係者の方へは毎年恒例となる年賀状をお送りしました。喪中の方もおられるでしょうから、その内容にもここで少し触れておきます。

毎年なんの変わり映えもなく、写真だけを差し替えていたものを今回は一工夫いれていたことにお気づきでしょうか。

実は初めてここに今年2025年のスローガンを盛り込みました。

そんな今年のスローガンは『行動あるのみ』です。なので、今回の新年最初の投稿タイトルにもこれを用いました。

この『行動あるのみ』には様々な思いが込められています。

その中でも最大の理由は今季に向けて掲げた高い目標に向けて、口だけではなく、達成するために必要なことがまさに行動そのものだと感じたことです。

昨年の暮れ、実質、年内最後の練習となる22日には部として初めてインドアローイングに挑戦しましたが、結果は全員が不甲斐ないものに終わりました。

この出来事のあと、私も彼らとコンタクトをとっていないため、当日の様子や自身の出来がどうであったかは直接確認できていません。

ただ、結果だけを見れば、ここに掲げた目標ですら、全くと言っていいほど、近づくことすらできなかったのが現実です。

推定するに理由はいくつも考えられますが、これは個々の責任や問題ではなく、ここに至るまでの方法、過程自体に問題があったということなんだと思います。

このインドアローイングに向けての目標設定、そして練習過程は個人に一任することに決めて取り組んできたものです。

それでも特に下級生らはその手応えも感じていたようにも思いましたが、やはりシーズンオフ中の練習時においてスピードの絶対値が欠けていました。

ボート競技は一度緩めるとこれほどまでにパフォーマンスも落ちるということを選手らも身をもって今回体験したのではないでしょうか。

もちろん当日の異様な雰囲気、久々の測定という緊張感とメンタルが影響したことも否定できません。

それでも我々が目指すところでは、こうした状況もすべて乗り越えなければいけないことなのです。

もし、目標にもっとも近づくためのレースの瞬間がきたとしましょう。

その時に必要なことはなんでしょう?

私の経験で言えば、これは揺るぎない自信です。

ここにいる誰より厳しい練習を重ねてきたこと、自分の艇速がもっとも早いという自負、こうした積み重ねがあるからこそ、堂々と自信をもって勝負ができるのではないでしょうか。

そのためにも『1に練習、2に練習、3、4はなくても5に練習』といった覚悟をもって練習に取り組むだけの行動こそが、必要な1年なんだと思っています。

選手らは果たしてこんな私の発言にどう思うことでしょうね。

もちろん私自身の方針は、練習は量より質で他を上回ることがモットーです。

それでも結果が出ない時は、そもそもの絶対量を増やすしか道はないんだと思います。

それは練習だけに固執したものでもなく、もちろん私生活における食事、休息、そしてこうした取り組みを当たり前にする環境風土を作り上げることも含めて、すべては行動という言葉に集約しています。

ちなみに『行動あるのみ』というフレーズは親愛なるcopilotに相談した結果、導き出されたものでもあるのですが、妙に私の中ではしっくりきました。

たかがAIに?と思われるかもしれませんが、こちらの思いを正確に伝えた上での回答は実に見事なものです。

これからは人が考えるより、こうした生成AIが、練習メニューなんかも生み出してくれる時代なのかもしれませんね笑

もちろんそこまで頼るつもりは毛頭ありませんが、俺流とか我流とか、過去の経験だけに頼らず、新しいことや他者をお手本にしながら自身の思考も指導も熟成させていきたい、そんな気持ちでいます。

そう、今年はもう少し、自分自身も外の世界に踏み出してみたり、SNSをはじめて発信頻度を上げていこうとも思っています。

1年の始まりはどんなに忙しくても皆が常に前向きに捉え、チャレンジをしようと心に誓う傾向にありますよね。

皆さんは今年、どんな夢や目標を掲げていますでしょうか。

私たちボート部も今季掲げた目標が絵空事とならないように、真摯に向き合っていく1年にしたいと思います。

そして今年もボート競技を通じて、さらに多くの方との出会いがあることを願っております。

*今年一発目のワンショットは元旦勤務時に見た初日の出の地にて

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